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【PHP2Shell対策】ホームページは更新すれば大丈夫?パッチの当て方・管理会社への確認方法・リニューアルの判断基準
2026年10月24日
前回の記事では、PHP2Shellとは何かについて、分かりやすくご説明しました。
今回は、その続きです。
「何を確認して、誰にお願いして、これからどうすればいいのか?」
西宮市・尼崎市の中小企業の経営者様に向けて、具体的な手順をご紹介します。
1.まず最初にすることは、管理会社への連絡です
今回のPHP2Shellは、ホームページの裏側で使われているPHPというプログラムの問題です。
まずは現在のホームページ管理会社やサーバー会社に連絡しましょう。
何を聞けばよいか分からない場合は、以下の文章をそのままメールで送っていただいて構いません。
【管理会社への問い合わせ文例】
件名:ホームページのPHP2Shell対策について確認のお願い
いつもお世話になっております。
2026年10月に公表されたPHP2Shellの件について確認させてください。
弊社のホームページについて、以下の点をご確認いただけますでしょうか。
1.現在、PHPを使用していますか?
2.今回の脆弱性の影響はありますか?
3.必要な修正プログラムの適用は済んでいますか?
4.不正なアクセスがなかったか、確認が必要でしょうか?
5.今後も継続して更新・管理していただけますか?
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
まずは、この問い合わせから始めましょう。
2.「パッチを当てる」とは?具体的には何をするの?
パッチとは、プログラムの不具合を直す修正プログラムのことです。
例えば、スマートフォンで「新しいアップデートがあります」と表示されることがありますよね。
あれと似たものです。
今回のPHP2Shellについても、問題を修正した新しいPHPが公開されています。
2026年10月21日に公開された修正版には、次のものがあります。
・PHP 8.2系 → 8.2.35
・PHP 8.3系 → 8.3.36
・PHP 8.4系 → 8.4.27
・PHP 8.5系 → 8.5.12
※これらは今回の問題に対応した修正版です。使用環境によっては、別の更新方法が提供されることもあります。最新の対応状況は管理会社に確認してください。
実際の更新はどう進めるの?
一般的には、ホームページ管理会社が次の順番で作業します。
手順① 現在のPHPのバージョンを確認
まず、どのPHPを使っているかを調べます。
手順② バックアップを取る
万一に備えて、ホームページのデータなどを保存します。
手順③ 必要な修正プログラムを適用する
管理会社が、使用環境に合った修正を行います。
手順④ ホームページが正常に動くか確認する
会社案内、製品紹介、お問い合わせフォームなどが正しく使えるかを確認します。
手順⑤ 不正なアクセスがなかったか確認する
必要に応じてアクセス記録などを調べます。
これで、今回の問題に対する対応状況を整理できます。
なお、PHPを更新しただけでホームページ全体の安全が保証されるわけではありません。ほかのプログラムの更新や、日頃の管理も大切です。
3.古いホームページでは、更新できないこともあります
例えば、10年前に作ったホームページがあるとします。
当時は問題なく動いていても、今の新しいPHPに対応していない場合があります。
管理会社から、
「PHPを更新するとお問い合わせフォームが動かなくなるかもしれません」
「古い仕組みなので、大きな修正が必要です」
と言われることもあります。
これは、古い機械に新しい部品がそのまま取り付けられないのと似ています。
そのような場合には、単にパッチを当てるだけでなく、ホームページそのものを見直した方がよいこともあります。
ただし、今回の問題への対処をリニューアル完了まで放置してはいけません。更新できない場合の一時的な安全対策も、管理会社に相談しましょう。
4.修正して使う?それともリニューアルする?
例えば、次の3つの会社があったとします。
A社:3年前に作ったホームページ
管理会社があり、定期的に更新されています。
今回の修正にも対応できています。
→ この場合は、無理に作り替える必要はありません。今のホームページを大切に使い続けましょう。
B社:12年前に作ったホームページ
制作会社とは連絡が取れますが、プログラムが古く、更新には大きな改修が必要と言われています。
スマートフォンでも見づらくなっています。
→ この場合は、修正費用とリニューアル費用を比較する価値があります。
C社:15年前に作ったホームページ
制作した会社が分かりません。
社内にも管理できる人がおらず、お問い合わせフォームが正常に動いているかも分かりません。
→ まず契約と管理状況を調べ、必要な安全対策を手配しましょう。そのうえで、管理しやすいホームページへのリニューアルを有力な選択肢として検討します。
このように、ホームページの状況によって答えは変わります。
5.せっかく新しくするなら、営業や採用にも役立つホームページに
ホームページをリニューアルするなら、単に見た目をきれいにするだけでは、少しもったいないと思います。
例えば、西宮市や尼崎市の製造業なら、次のような見直しができます。
① 製品・加工技術を具体的に紹介する
「金属加工をしています」だけでは、何が得意なのか分かりません。
例えば、
「ステンレス部品の機械加工」
「船舶用ポンプ部品の製作」
「鍛造部品の熱処理」
など、具体的な製品や加工技術を紹介します。
これだけでも、お客様が自分の探している技術を見つけやすくなります。
② 採用ページを分かりやすくする
若い人が会社を調べたとき、どんな職場なのか分かることも大切です。
例えば、
・実際の工場や仕事の写真
・先輩社員の一日の仕事
・入社後に覚えていく技術
・教育や資格取得の支援
などを紹介します。
③ スマートフォンでも見やすくする
今では、取引先の担当者も求職者も、スマートフォンでホームページを見ることがあります。
文字の大きさやお問い合わせのしやすさも重要です。
④ 更新や管理がしやすい仕組みにする
ここが特に大切です。
ホームページを作り替える際には、誰が更新し、誰がセキュリティを管理するのかを決めておきましょう。
また、必ずしも複雑なプログラムが必要とは限りません。
会社案内、製品紹介、お問い合わせが中心のホームページなら、管理する仕組みをできるだけシンプルにするという選択肢もあります。
ただし、新しく作れば自動的に安全になるわけではありません。
安全に運用できる作り方と、作った後の管理体制が大切なのです。
6.リニューアルする前に確認したい5つのこと
もしホームページの見直しを検討するなら、次の5つを確認しましょう。
□ 現在のホームページを管理している会社は分かる
□ ドメイン(ホームページのアドレス)の契約者が分かる
□ 会社のメールアドレスをそのまま使い続けられる
□ 新しいホームページへ写真や文章を引き継げる
□ 完成後の更新・セキュリティ管理を誰が行うか決まっている
特に、会社のメールアドレスを利用している場合は注意が必要です。
ホームページだけでなく、メールの契約や設定が関係していることがあるためです。
作り替える前に、必ず確認しましょう。
7.西宮・尼崎でホームページにお困りの企業様へ
株式会社ケイネクシアでは、西宮市・尼崎市を中心に、企業のホームページ制作・運用支援を行っています。
今回のPHP2Shellについても、無料相談を受け付けています。
「うちのホームページは修正すれば大丈夫?」
「何年も前に作ったけど、このまま使える?」
「管理会社に何を確認すればいい?」
「リニューアルするなら、何から始めればいい?」
そんな疑問がございましたら、お気軽にご相談ください。
ご希望があれば、実際に会社へお伺いし、現在のホームページの管理状況や更新状況について無料の簡易診断も行います。
専門的なセキュリティ診断や修正が必要な場合は、適切な専門事業者による対応をご案内します。
私たちは、必要のないリニューアルをおすすめするつもりはありません。
今のホームページを安心して使い続けられるなら、それがよい選択だと思います。
一方、これからも修正や管理に困る状態が続くのであれば、この機会に新しい仕組みを考えてみるのもよいでしょう。
ホームページを直すことだけでなく、これからの会社に役立つものにすること。
それを大切にしたいと考えています。
株式会社ケイネクシア
ホームページの無料相談・訪問簡易診断受付中
対応地域:西宮市・尼崎市・神戸市・芦屋市など阪神間
公式ホームページ
https://www.k-nexia.co.jp/
【参考資料】
IPA|PHPの脆弱性対策について
https://www.ipa.go.jp/security/security-alert/2026/alert20261022.html
JPCERT/CC|PHPにおける複数の脆弱性に関する注意喚起
https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260033.html
※本記事は2026年10月24日時点の公開情報を基に作成しています。
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